乗り方

初心者用3STEPレッスン(乗り方講座)



やぁ、ライアンです。
私はスケートボード(スケボー)、サーフィン、そしてスノーボード(スノボー)を楽しむことに今までの人生ほとんどを費やしてきました。
だからこのフリーラインが大好きです。
私の好きなスポーツがすべてこのフリーライン一つに詰まっているからです。
今日はフリーラインの乗り方について3つのステップに分けて講習していきたいと思います。
その前にフリーラインの構造から理解していきましょう。ではフリーラインを見てください。
フリーラインの最大の特徴は(通常のスケートボードのようにデッキとトラックに分かれているのではなく)一体型の金属で作られているのでとても頑丈だということです。
なんと1トン以上もの重量にも耐えられるようにできています。
ウィールはグリップ感がよい72ミリを使用し、スピードの出るダウンヒルでもしっかりとアスファルトをつかみ安全に楽しむことができます。さあ、それではフリーラインに乗ってみましょう。

STEP 1:手すりや壁などにつかまって乗ってみよう!
まずは、どこかにつかまって練習できるような場所を見つけてから、足を正しいポジションでフリーラインに乗せる練習です。
私も初めの頃は何度も練習し、自然と足を正しい場所に置くことができるようになりました。皆さんも練習してみましょう。
ご覧の通り、それぞれのフリーラインには「R(右足用)」と「L(左足用)」と表記されています。まず進行方向後になる足(後足)のつま先を倒してフリーラインに足を乗せから前足を乗せ、しっかりと両足で乗り込みます。この時に大事なのはフリーラインの真ん中に足を乗せることです。
真ん中に正しく乗せることができたら、少し前進してみましょう。
手すりにつかまりながらまっすぐに前進と後退を繰り返し、感覚をつかんでいきましょう。もし片側のフリーラインがそれていった場合、力任せに無理やり戻すのではなく、足(ウィール)の角度を変えて元の正しい軌道に戻してみてください。
慣れるまでは前後に行ったりきたりを何度も繰り返し、まっすぐ進めるようになればステップ2です。

STEP 2:足を動かしてみよう!
フリーラインの基本的な走行方法は、足を「外側に開く(外また)」「内側に閉じる(内また)」の繰り返しです。
手すりにつかまって進みながら外また、内またをしてみてください。このとき両足が同時に同じ動きをするのではなく、前足を先行して外また、内またを繰り返す感覚です。
感覚をつかんだら、前進のみ慣れるまで最低10回は練習してみてください。
少し慣れてきましたでしょうか?
それでは今度は手すりなしで乗ってみましょう。手すりをできるだけ強く押し、勢いをつけてまっすぐ前進してみてください。
あまり上手く進めず、すぐに倒れてしまいますか?1メートルでも進んだら、次は2メートル、そして3メートル・・・と記録を更新するように、少しずつ距離を伸ばして見てください。
もし止まり方を心配されているなら大丈夫です。ただフリーラインから足を降ろすだけです。
手すりにつかまりながら基本走行(外また、内また)、そして手すりから手を離してまっすぐ前進する感覚が分かったなら、手すりなしで自走できる準備ができたでしょう。

STEP 3:腕を振って上半身を使ってみよう!
上半身も使いながら進む練習をしましょう。内また、外またの動作と同時に腕を胸側、背中側に振り、上半身をひねります。
まず足を正しいポジションに置いてください。地面につけていた後ろ足のつま先で地面を蹴って勢いをつけると同時につま先を放して前進し始めます。
まっすぐ前進した状態から、ゆっくりと足の動きに合わせて上半身もひねります。
よく見ててください。

ボーナスステップ:ダウンヒル/アップヒル
わたしがフリーラインで一番好きなライディングがダウンヒルです。
フリーラインの発案もこのダウンヒルでいかにスピード感あふれるライディングができるかというところから始まりました。皆さんにお見せする前に、安全にダウンヒルをライディングする方法から教えていきます。
まず後足のフリーラインを背中側に向けるようにします。 このような感じです。 後足を背中側に押し出すと右へターンします。逆に後足を胸側へ押し出すと左へターンします。
スピードをコントロールする場合は、後足を大きく背中側、胸側に押し出しながらターンをし、後足をアスファルトに押し付けます。上半身も上手く利用して感覚をつかんでください。上半身の動きはアップヒル走行には特に必要です。ちょっと見てみましょう。
それでは安全にフリーラインを楽しんでください!